薬害肝炎訴訟、ああ官吏は強し、人民は弱し・・・

舛添要一厚生労働相は二十日午前の記者会見で、薬害肝炎訴訟をめぐる大阪高裁の和解協議について、原告側が求めていた一律救済は国として受け入れない方針を明らかにした。東京地裁判決が認めた国と製薬会社の法的責任の期間外に投与を受けた被害者に対しては、法的責任は認めないものの、救済基金として、大阪高裁が和解骨子案で示した八億円を三十億円に積み増す修正案を同高裁に提出する。

 やはり日本は昔から変わらない。官治国家なのだ。政治家はどこへ行ってしまったのか。小泉政権だったら、どうなっていたのだろう。奇人変人でないと、日本は変わらないのだろうか。強烈に官が強い国なんだなあ。こんなことならば、内閣が政治をしているフリはやめて、内閣は事務次官会議に替えて、次官が持ち回りで首相をやったほうがわかりやすかったりして(といっても財務、法務・警察、経産、外務とか主要官庁に限定したりするんだろうな)。国会はリストラの対象になるのかなあ。大臣はイベントの挨拶係か。官僚は大衆の前で挨拶したりするのは嫌だろうし。