「松下」が消え、「パナソニック」に

松下電器産業は10日、社名を製品のブランド名として使ってきた「パナソニック」に変更する方針を固めた。10月1日付で実施する。ブランドも、併用していた「ナショナル」ブランドを廃止してパナソニックに統一し、子会社やグループ会社の名称にもすべてパナソニックを付ける。松下は1918年の創業以来、創業者である松下幸之助氏の名前を社名に冠してきたが、これが消える。海外で浸透しているパナソニックに社名を変更しグローバル企業として成長を目指す姿勢を鮮明にする。

 「松下電器産業」も「ナショナル」も消えてしまう。パナソニックに統一かあ。グローバルなブランド戦略としては当然の帰結なのかもしれないが、松下の名前を捨てると言うことは、松下は変わったんだなあ。松下幸之助の呪縛から逃れたというか、松下幸之助を超えた企業になろうとしているのか。