シティグループ、四半期で2兆円を超える損失

米銀行最大手のシティグループが15日発表した2007年10〜12月期決算で、米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付き急増に伴う損失が222億ドル(約2兆4000億円)に達した。同期の純利益は、98億3300万ドルの赤字(前年同期は51億2900万ドルの黒字)と、同行の四半期決算として初めて赤字に転落した。シティは、財務基盤を立て直すため、シンガポールの政府投資公社など米国内外の投資家から計145億ドル(約1兆6000億円)の出資を受け入れる。

 すごいなあ。サブプライム問題はどこまで傷が深いのだろう。でも、2兆円を超える損失って、どうやったら、これだけ膨らむんだろう。相当なレバレッジをかけた取引になっていたということだろうか。