オバマ氏外交顧問が「ヒラリーはモンスター」発言

「彼女はどんなことでもやる。モンスター（化け物）だ」。米大統領選で民主党のオバマ上院議員の外交顧問が7日、ヒラリー・クリントン氏をこう形容した発言が明るみに出て、陣営から身を引いた。クリントン陣営は「これこそ何度も繰り返された古い政治。オバマ陣営の攻撃を止めるため献金を」と支持者に呼びかけた。側近の失言はオバマ氏への打撃だ。辞任したのはハーバード大教授のサマンサ・パワー氏で、オバマ氏の最側近。パワー氏は英スコッツマン紙とのインタビューで「オフレコだが」と断ったうえで、クリントン氏を「モンスター」と評した。

　大統領候補者争いが激烈になってくると、こうした失言が生まれてくるなあ。しかし、「ゾンビ」といわなかっただけでも良かったかも。オバマ陣営とすれば、もはや死んだかと思ったら、突如、立ち上がったんだから、思わず「モンスター」とか言いたくなってしまうんだろうなあ。でも、中傷合戦に入ってしまうと、得をするのは、共和党のマケイン陣営だなあ。