北京五輪の女子マラソン代表は、野口、土佐、中村

日本陸連は10日の理事会、評議員会で北京五輪で連覇を目指す野口みずき(29)=シスメックス=ら北京五輪男女マラソン代表各3人と補欠各1人を決定した。日本の五輪3連覇がかかる女子は、昨夏の世界選手権銅メダルで内定した土佐礼子(31)=三井住友海上=に加え、昨年11月の東京国際を大会新記録で制した野口と9日の名古屋国際を2時間25分51秒で優勝した中村友梨香(21)=天満屋=の3人。1月の大阪国際2位の森本友(24)=天満屋=は補欠となった。

 マラソンの代表選びは揉めることが多いのだが、今回はすっきりと決まった感じ。野口、土佐のベテランに、2012年のロンドン五輪も狙えるルーキーの中村と、うまく揃ったなあ。