おお、ついに1ドル99円台。1995年以来の円高水準に

円相場が12年ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。13日の欧州外国為替市場で一時1ドル=99円77銭まで上昇し、1995年10月以来、12年5カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけた。米欧などの金融当局は資金供給の協調行動に踏み切ったばかりだが、米景気の後退懸念が強く、ドル相場は全面安の様相を呈している。

 ドル不安もあり、円からドルに流れていた資金が逆流しているのだろうか。ドルは、ついに100円を切ってしまった。でも、これってドル安という色彩が強いのだろうな。1995年当時の為替に関するデータはなかなか見つからないのだが、総務省・統計局のサイトの「諸外国の主要指標」というところで、エクセルデータとPDFで、95年の外国為替のデータがあった。
 http://www.stat.go.jp/data/sekai/ap.htm
 これを見ると、円はドルに対しては強くなっているが、ポンドに対しては弱くなっている感じ。やっぱりドル安という感じが・・・。誰かわかりやすい長期為替相場比較表を作ってくれると、いいけど。