ドル急落、そしてニューヨーク株式市場も下げている

13日午前のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は取引開始直後から急落、午前9時35分(日本時間午後10時35分)現在、前日比143ドル52セント安の1万1966ドル72セントで取引されている。朝方発表の2月の米小売売上高が予想に反して減少するなど米景気への懸念が一段と強まったのに加え、ドル相場の急落もあって売りが先行している。

 ドルから、ということは、米国市場からオカネが逃げ出しているのだろうか。FRBは次から次へと手を打っているが、その効果が1日か、2日しか持たない。バブル崩壊時の日本を思い出すなあ。ともあれ、米国、欧州、日本の中央銀行が協力して金融システムを守るために、戦い続けるしかないんだろうなあ。そんなときに、日銀総裁が空席というのはあり得ないことだし、武藤総裁でまとまらないのならば、福井総裁の任期延長と言うことを早く考えた方がいいんだろうなあ。