フィギュア世界選手権、浅田真央が優勝

フィギュアスケートの世界選手権第3日は20日、当地で女子フリーを行い、昨年2位の浅田真央(愛知・中京大中京高)がショートプログラム(SP)2位から逆転で初優勝した。日本人女王は1989年伊藤みどり、94年佐藤有香、04年荒川静香、前年の安藤美姫トヨタ自動車)に続き5人目。浅田は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の踏みきりで滑って失敗したが、その後は立て直し、フリーは121・46点で2位。SPとの合計185・56点として、SP1位のカロリナ・コストナー(イタリア)を逆転した。

 序盤で失敗しながら、立て直して、金メダル。浅田真央は精神的に強いなあ。中野友加里は健闘したが、4位。ちょっと点数が厳しい気もするけど、最後のドーナツスピンは相変わらず美しかった。安藤美姫は肉離れで途中棄権。運がないなあ。何となく歯車が狂っている感じがする。