台湾の総統選は、中国融和路線の馬氏

22日投票の台湾総統選挙は即日開票され、対中融和路線をとる野党国民党の馬英九・前主席(57)が過去最高の得票率で台湾独立志向の与党民進党謝長廷・元行政院長(首相=61)を下して当選した。国民党が政権に就くのは李登輝前総統が2000年に任期を終え、民進党陳水扁政権となって以来、8年ぶり。馬氏は中国との経済交流拡大による台湾経済の活性化を掲げており、台湾は1999年以来途絶えていた対中対話再開へ動き出す。

 今は国民党が中国融和路線なのか。ということで、チベット問題がありながらも、台湾の総統選は、対中融和路線の国民党の馬氏。中国との対話再開という現実路線を台湾の人々は選択したわけか。チベット問題では、馬候補もチベットでの武力鎮圧が続くようならば、北京オリンピックをボイコットする可能性があるというような発言はしていたけど、まあ、中国接近なのだろうなあ。