道路関連税制問題も膠着状態

福田康夫首相は27日記者会見を開き、道路関連法案・税制の取り扱いについて、道路特定財源制度を2008年の税制抜本改正時に廃止し、09年度からの一般財源化を図るともに、地方財政に悪影響を及ぼさない措置を講じるとする政府提案を発表した。08年度については国民生活の混乱に配慮して暫定税率を維持することが現実的であるため、野党に税率維持への理解を求めた。一般財源化した後の暫定税率分の使い方については、与野党協議会を設置してその使い方を検討したいとし、野党との党首会談も呼びかけた。これに対して、民主党山岡賢次国会対策委員長は「前進していない」とし、鳩山由紀夫幹事長も前提税率の取り扱いがあいまいで、民主党の主張と相いれないとの見解を示し、政府提案の受け入れに難色を示した。

 局面打開を狙って福田首相は会見したみたいだけど、これで民主党が納得ということもなさそう。ガソリン税はどうなるのだろう。でも、福田首相も仕掛けるのが遅いような・・・。ともかく「倒閣」か、「総選挙」かという民主党の強硬姿勢も何だけど。