新銀行東京への追加出資成立、石原知事不信任は否決

経営難に陥った新銀行東京(東京・千代田、津島隆一代表執行役)への東京都の400億円の追加出資を盛り込んだ2008年度補正予算案が28日の都議会本会議で可決、成立した。採決は異例の記名投票で行われ、自民、公明の賛成多数で可決した。新銀行への都の経営監視強化などを求めた付帯決議も付けられた。補正予算案の可決後、民主党が提出した石原慎太郎知事の問責決議案と共産党不信任決議案をそれぞれ採決。いずれも賛成少数で否決した。都知事への不信任案は東竜太郎知事に出されて以来、43年ぶり。

 来年夏の都議選の時に、誰がどういう投票をしたか、よく覚えておくべきなんだろうなあ。せっかく記名投票で採決したわけだし。まあ、これは後世に記録を残すと言うよりも、脱落者が出ないように、という狙いもあったのだろうか。疑い過ぎかな。