五輪代表を勝ち取れず、井上が引退表明

北京五輪100キロ超級代表選考を兼ね、体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日、日本武道館で行われ、石井慧(さとし)(21)(国士大)が2年ぶり2度目の優勝を飾り、大会後の全日本柔道連盟強化委員会で初の五輪代表に選ばれた。2000年シドニー五輪100キロ級金メダルの井上康生(29)(綜合警備保障)は準々決勝で高井洋平(25)(旭化成)に敗れ、大会後、「今後は指導者として頑張りたい」と語り、現役引退を表明した。

 井上康生、勝ってもらいたかったけど、勝ち抜けなかったなあ。29歳はまだ若いと思うけど、なかなか難しいのか。代表になった石井は21歳かあ。柔道も若い方が強いのかあ。