岡田斗司夫「オタクはすでに死んでいる」

オタクはすでに死んでいる (新潮新書)

オタクはすでに死んでいる (新潮新書)

 オタクキングの岡田斗司夫によるオタクに死亡宣告。歴史を辿りながらの解説を読むと、オタク文化の崩壊は納得できる。その一方で、「で・・・」という気も。日本そのものの社会的な崩壊、戦後文化の崩壊がその裏側にあったりするのだが、でも、「で・・・」という気も。社会論としての続編が読みたい気も。