ヴィレッジ

ヴィレッジ [DVD]

　「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督の映画。帰宅したら、ちょうどテレビで放映してて、途中から見る。シャマランの映画は、謎めいていて、思わせぶりで、それがはまると「シックス・センス」になり、外すと「サイン」のように、何じゃこりゃ、という出来になる。この映画も、いつものシャマランのように謎めいた展開。今度は、それなりに筋の通った落ちをつけているので、「サイン」よりはいいかも。しかし、ロッド・サーリングの「ミステリー・ゾーン」（原題は「トワイライト・ゾーン」）ならば、30分で展開した話を2時間近くかかってやっている感じもする。基本的に長編と言うより短編の雰囲気だなあ。しかし、シャマランの映画が不思議なのは結構、メチャクチャな話だったりするのだが、出演陣が良いこと。この「ヴィレッジ」にしても、ウィリアム・ハート、シガニー・ウィーバーといったベテラン勢から、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディといった若手演技派まで、役者が揃っている。俳優たちにとって惹かれるところがどこかにあるんだろうか。