ウラジミル・ミシュク Vladimir Mischouk

 松戸市の「森のホール21」までウラジミル・ミシュクのピアノ・コンサートを聴きに行く。小ホールのピアノは、どこか調子が狂っている感じ。特に高音部がキンキン、カンカン、ピアノらしからぬ金属的な音を出す。それ以外のキーでもときどき、ちょっと音が狂っている感じがする。ミシュクも、このピアノ苛立っているのか、それとも、何か他に原因になっているのか、演奏を急いでいる感じで、ミスタッチも目立った。ミシュクは日本で何回も公演するみたいで、プログラムのAとBがあり、今回はBで、馴染みの曲が多くて、良かったのだが、演奏の粗さは否めない。ミシュクにとって、かわいそうなピアノで、この演奏会ではミシュクの実力はわからなかった。
【参考】
・プログラムB
ベートーヴェン
  ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
  *これがミシュクの十八番らしい。
ドビュッシー
  亜麻色の髪の乙女
  月の光
  喜びの島
シューマン
  アラベスク ハ長調 op.18
 ◆休憩◆
○リスト
 ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調
 愛の夢
 ラ・カンパネラ
ショパン
 幻想協奏曲 嬰ハ短調 op.66
 夜想曲第1番 変ロ短調 op.9-1
 夜想曲第2番 変ホ長調 op.9-2
 ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53「英雄」
○アンコール2曲
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