ラストキング・オブ・スコットランド

 ウガンダの独裁者、アミン大統領を題材にした映画。スコットランドの新米医師がウガンダに渡り、行きがかりでアミン大統領の主治医になってしまう。先進国にとってアフリカは難しい。独裁者を非難するのは容易いが、一方で、そこに乗り込む白人たち(白人だけではなく、日本も含めてだろうが)も身勝手。その無分別な行動は周囲に死を振りまくことになってしまう。因果応報で主人公も、最後は報いを受ける。フォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞を受賞した映画だが、ウィテカーが受賞されるのならば、他の映画もあったなあ、と思う。ウィテカーにとっては、簡単な役だったような気も。サラ役の女性は見たことがあると思ったら、「Xファイル」のジリアン・アンダーソンだった。で、この映画、有名な小説(原題は同じだが、邦題は「スコットランドの黒い王様」)。映画化される前に本を買ったのだが、まだ読んでいない。
【参考】
・公式サイト
 http://movies.foxjapan.com/lastking/
ウィキペディアでは、
 wikipedia:ラストキング・オブ・スコットランド