福田改造内閣・・・。う〜ん、代わり映えしない・・・

福田首相は1日、内閣改造自民党役員人事を行い、福田改造内閣がスタートした。衆院選に備える体制作りのため、党幹事長に国民に人気のある麻生太郎氏を起用した。閣僚では与謝野馨・前官房長官を経済財政相、伊吹文明氏を党幹事長から財務相に起用するなど財政再建重視型の人材を配置した。首相は1日夜、首相官邸で記者会見し、改造内閣を「安心実現内閣」と表明。新体制で内閣支持率低迷に苦しむ政権の立て直しを図る。内閣改造は昨年9月の政権発足後、初めてだ。17閣僚のうち13閣僚を入れ替える「大幅改造」となったが、町村官房長官、高村外相、舛添厚生労働相、増田総務相の主要閣僚は留任させた。伊吹氏を含む自民党前四役3人は全員が閣内に横滑りした。国土交通相には谷垣禎一・前政調会長を充て、経済産業相と法相には二階俊博・前総務会長、保岡興治・元法相を再登板させた。公明党からは初入閣となる斉藤鉄夫政調会長環境相として起用した。

 福田首相内閣改造。データだけ見ると変わったと言えるのかもしれないが、印象としては・・・。変わらないなあ。むしろ、改革路線への決別みたいな。官を中心に日本経済を運営していく。増税だよ、と。首相、官房長官ともにコミュニケーション能力に欠ける感じだったけど、町村官房長官は残留。何か、森派の都合みたいな・・・。官僚臭さが濃厚な伊吹幹事長は財務大臣に横滑り・・・。規制も強まりそうだなあ。この陣容で、かつて経験したことのない経済的苦境を乗り切れるのだろうか。官製不況が深まり、スタグフレーションに拍車をかけるんだろうか?何か、元気は出る顔ぶれとは・・・。玄人受けする布陣という声もあるが、どこの玄人なんだろう。エネルギー・食糧価格が上がったうえに、税金も上がるのかあーーと、つい考えてしまうなあ。