ロシア・グルジア紛争はとりあえず停戦

グルジアからの独立を目指す南オセチア自治州を巡るグルジアとロシアの軍事衝突で、ロシアのメドベージェフ大統領は12日、ロシア軍の軍事作戦を終了すると表明した。その後、モスクワを訪れたフランスのサルコジ大統領と会談し、紛争の正常化に向けた六つの基本原則で合意した。今後、事態が収束に向かうかどうかは、グルジアがどう対応するかにかかっている。

 ロシアとグルジアの紛争はとりあえず停戦。グルジアが親ロシアの南オセチア自治州に軍事侵攻、これにロシアが介入。南オセチアだけではなく、グルジア国内にまで侵攻、全面戦争になるのではないのかという懸念もあったが、米国・欧州の反発もあり、ぎりぎりのところで停戦。何となく、第2次世界大戦前の世界地図が固まりきっていない頃と国家の行動が似てきたなあ。