相撲協会、北の湖理事長がついに辞任

 大相撲の幕内露鵬(28)=大嶽部屋=、十両白露山(26)=北の湖部屋=が尿検査に大麻の陽性反応を示した問題で、日本相撲協会の理事会が8日開かれ、北の湖理事長(元横綱)が理事長職を辞めることになった。両力士は解雇処分と決まった。北の湖理事長は協会のトップであるとともに、白露山の師匠でもある。弟子をかばい、検査を否定するような発言もしていたが、角界内から責任を問う声が強まり、退任を余儀なくされた。

 政界も角界も、トップの出処進退が問われるなあ。球界も同じか。日本の組織自体がどこか、おかしくなっている感じ。品位とか、誇りとかいった言葉が死語になってしまったんだなあ。