金融安定化法案否決で、NY株式市場暴落

29日の米株式相場は急落し、ダウ平均の1日の下落幅は過去最大となった。世界的な金融市場の混乱を収束させるために不可欠とみられていた米金融安定化法案が下院で否決されたことで売りが膨らんだ。ダウ工業株30種は777.68ドル(6.98%)安の1万0365.45ドル。

 民主・共和両党で合意したはずの金融安定化法案が下院で否決されてしまう。既に合意を織り込んでいただけに、ニューヨーク株式市場は暴落。で、日本にも波及。大恐慌の時に似ているなあ。あの当時も、議会が銀行取り付け騒ぎのきっかけになったりしていたと思ったけど。