米国で、ついに紙から撤退する新聞社が

創刊百年を誇る米有力紙クリスチャン・サイエンス・モニター(本社ボストン)が来年4月から日刊紙の発行をやめ、ウェブサイトを中心にしたニュース媒体に変わる方針を28日、発表した。米国の全国紙が紙媒体から事実上撤退する初のケースとなる。

 「クリスチャン・サイエンス・モニター」は確かに有名な新聞。週末版は紙で残すらしいが、平日はウェブ、メール中心。米国では、そこまで言ってしまったんだなあ。ハフィントン・ポストみたいなウェブ新聞の成功例があるからなあ。ハフィントン・ポストは、ニュース・アグリゲーションでもあるし、ブログ・ネットワークでもある。表現形態はテキスト、写真、そして動画もある。で、今日なんかは、オバマ候補を支援する「おばまガールズ」の話が動画、写真も交えて出ていた。以下のURLがそれ。
 http://www.huffingtonpost.com/2008/10/28/obama-japan-goes-crazy-ov_n_138646.html
 こうしたネット的な自由自在なニュース展開が、紙とインクで勝負してきた古典的な新聞社にできるかだなあ。私語となった言葉で言えば、「マルチメディア」型ニュース報道って、ことになるのかもしれないけど。
【参考】
クリスチャン・サイエンス・モニター
 http://www.csmonitor.com/
・ハフィントン・ポスト
 http://www.huffingtonpost.com/