ソニー、14年ぶりの営業赤字に

ソニーは22日、2009年3月期の連結営業損益（米国会計基準）が2600億円の赤字（前期は4752億円の黒字）になる見通しと発表した。営業赤字は14年ぶり。昨年10月時点では2000億円の黒字を予想していたが、年末にかけ世界的にデジタル製品の販売が急減速した。国内テレビ工場の集約など構造改革を進め、10年3月期にグループ全体で2500億円のコスト削減を目指す。

　トヨタに続いて､ソニーも赤字に沈む。どんどん影響が広がっていくなあ。この苦境に、ストリンガーCEOはエレクトロニクス部門のリストラをしたいらしいのだが、日本の経営幹部の抵抗に遭い、ソニーの社内で緊張が高まっているとFTが書いていた。

Tensions are rising within Sony over a restructuring aimed at cutting billions of yen from costs, with Sir Howard Stringer, its British-born chairman and chief executive, pitted against what one senior figure called an "old guard" of managers in its electronics division.
Stringer battles Sony ‘old guard' ft.com

　外国人をトップにいただくグローバル企業になったはずなんだけど、根っこは日本企業なんだよねえ。