どこもかしこも大失業時代?

 テレビをつけても、新聞を開いても、インターネットを見ても、「人員削減」「失業」の記事ばかり。たとえば、米国は・・・

米欧主要企業が大規模な人員削減を加速している。米建設機械最大手キャタピラーや欧州家電最大手フィリップス(オランダ)など、決算発表が本格化した26日の発表分だけで削減は7万5000人に達した。金融だけでなく通信、小売りなど幅広い業種に広がっている。世界同時不況で企業の経営環境は厳しく、雇用情勢の一段の悪化が避けられない見通し。各国は雇用対策を急いでいる。米国では26日、製薬大手ワイスの買収を決めたファイザーが、両社で計1万9000人の従業員を減らす方針を表明した。キャタピラーは2008年通期の売上高が過去最高を更新したと発表すると同時に、2万人の人員削減を打ち出した。

 1日で、この数だからなあ。全体集計したら、どうなるのか。日本では、派遣・請負で、こんな試算が・・・

製造業で働く派遣や請負労働者の失業が、3月末までに40万人に達する見通しであることが27日、業界団体の試算でわかった。製造業への派遣・請負会社でつくる日本生産技能労務協会と日本製造アウトソーシング協会がまとめ、同日の自民党労働者派遣問題研究会で公表した。

 う〜む。自民党の研究会で公表されたと言うけど、聞いているだけじゃなあ。定額給付金なんだろうか。2兆円あったら、何ができるか、ゼロから考えたほうが・・・。