「内定取消」の日本綜合地所が倒産

マンション市況の悪化が企業経営に与える影響が拡大している。マンション分譲大手の日本綜合地所は5日、東京地裁に会社更生手続き開始を申し立て、受理されたと発表した。子会社2社を含めた負債総額は約2142億円。同じくマンション分譲の藤和不動産も同日、財務状況が悪化し、親会社の三菱地所から第三者割当増資の形で189億円の資金支援を受けると発表した。マンションデベロッパーを取り巻く経営環境は一段と厳しさを増しそうだ。

 日本綜合地所は内定取消で指弾されたけど、やはり相当、苦しかったんだなあ。そこまで追い詰められていたんだ。藤和不動産三菱地所の支援を受ける身に。マンション業界も寒風吹きすさぶ状態なんだなあ。