ベルンハルト・シュリンク「朗読者」

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

 ケイト・ウィスレット主演で映画化された「愛を読むひと」の原作。この本、一度、読んだことがあるんだが、内容を忘れてしまっていて(ボケか)、再読。基本的な筋立ては覚えているのだが、中盤以降は初めて読むような感覚。こんなエンディングだったのかあ。かなり読者に解釈の余地を残す小説なので、どのように映画にしているのか、興味があるところ。単なる恋愛映画にしてしまっているのだろうか。ウィンスレットの役は難しそうだけど。それを見事にこなしたから、賞をとっているわけか。
【参考】
・「愛を読むひと」の公式サイト
 http://www.aiyomu.com/