城田真琴「クラウドの衝撃」
- 作者: 野村総合研究所城田真琴
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/02/06
- メディア: 単行本
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梅田望夫氏が「あちら」の世界といっていたのが、クラウドだったんだなあ。新世代のコンピューターの主役が、ネット企業というところも既に「ウェブ進化論」で指摘されていた。英Economist誌は、クラウドのことを「next big thing」と書いていたけど、クライアント・サーバー、インターネットが登場してきたのと同じ衝撃をもたらすかというと・・・。頭ではわかるんだけど、皮膚感覚として、もうひとつ断言できない感じ。Blogが出てきたとき、パソコン通信世代の人たちは「掲示板型の日記」じゃないかと軽視していたけど、「クラウド」を「ユーティリティ・コンピューター」「中央計算センター」じゃないかというのも同じような旧世代感覚で考えているからだろうか。パラダイムシフトなのかどうか、その見極めをつけるまで「お勉強」をしようか。