ついに総選挙がスタート

18日公示され、30日に投開票される第45回衆院選は、自民、公明両党の連立政権を継続するか、民主党中心の新政権に交代するかを最大の争点にして幕を開けた。各党首は一斉に街頭に立ち、マニフェスト政権公約)への支持を訴えた。景気や年金・少子化、外交・安全保障への各党の姿勢が「政権選択」の判断材料。31日未明には有権者の選択による新たな勢力分野が明らかになる。衆院選の立候補受け付けは18日午後5時で締め切られ、小選挙区比例代表の重複立候補分を除く1374人で争うことが確定した。定数480議席に対する競争率は2.86倍。そのうち300小選挙区の立候補者は1139人で、競争率は3.79倍となった。

 政権交代か否か。いよいよ総選挙がスタート。自民党のなりふりかまわぬ姿勢が目立つ。何だか、どちらが与党か、わからぬ状態。民主党が政権構想を語り、自民党公明党が攻めるという構図。鳩山代表にだんだん風格がついてきた。地位が人をつくるのかなあ。麻生首相は、同情票作戦のようにも見える。