2009-09-03 吉武輝子「炎の画家 三岸節子」 本 炎の画家三岸節子作者: 吉武輝子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 名古屋市美術館で見て、一目惚れしてしまった画家、三岸節子の伝記。フォトリーディングしてしまった(超飛ばし読み)。画家が画家と結婚するというのは大変だな。家庭的には恵まれた人とはいえない。本筋とは関係ないのだが、三岸の二度目の結婚をスキャンダルでメチャメチャにするのが朝日新聞(週刊朝日)の扇谷正造。一方で、三岸節子の渡仏を支援したのが日本経済新聞の円城寺次郎。円城寺次郎は、東山魁夷を支援したり、アンドリュー・ワイエスを日本に紹介したり、文化活動で有名だが、三岸節子の支援者でもあったのか。扇谷正造は、週刊誌の人だったのだなあ。しかし、作者を知るには、やはり本を読むよりも、作品。三岸節子、そして三岸好太郎の作品を見る方が先だなあ。節子の三岸節子記念美術館は、愛知県の一宮市。好太郎の三岸好太郎美術館は北海道。一度に見るというわけにはいかないなあ。