ラグビー早明戦、早稲田が明治に逆転勝ち

関東大学ラグビーは6日、東京・国立競技場で観客3万942人を集めて、対抗戦最終の早明戦が行われ、早大が明大に16-14で逆転勝ちし、2年ぶり21回目の優勝を決めた。通算6勝1分けの無敗だった。両校の対戦成績は早大の48勝35敗2分け。早大が敗れると9年ぶりの優勝が決まった慶大は2位に終わった。5位以上のチームは20日開幕の全国大学選手権に出場する。早大は前半、5位が確定していた明大に3ー14とリードを許したが、後半地力を発揮し、19分にWTB中浜がトライ。後半30分にはカウンターからの連続攻撃で途中出場のSH桜井が逆転トライを奪った。明大は後半、無得点に抑えられた。 

 前半は、明治がモールから一気に押し込んだり、ライン攻撃からトライをとったり、ディフェンスも踏ん張って、14対3と、このまま明治が逃げ切るかとも思えたのだが、やはり地力では早稲田だったようで、後半、力尽きた。でも、最後までわからない良い試合だった。天気も良かったし。