ワンダとダイヤと優しい奴ら

 モンティ・パイソンのジョン・グリーズとマイケル・ペイリンが出ているだけに、パイソン流の人を食った映画。あまりに英国的なギャグ満載。ジェイミー・リー・カーティスがセクシーなワンダで、これにケヴィン・クライン扮するオバカな殺し屋が絡む。シリアスな役が多いクラインが、この映画でアカデミー助演男優賞を取るのだから、世の中はわからない。原題の「A Fish Called Wanda」というタイトル自体、人を食っている感じがする。