2009年、映画は好調らしい

2009年の映画興行収入が3年ぶりに前年を上回る見通しとなった。不況で遠方への旅行などの支出が頭打ちとなるなか、近所で比較的安く楽しめる娯楽として映画が浮上した。12月の動向次第では06年以来の2000億円の大台を突破する可能性もある。映画は比較的不況に強いとされるうえ、今年は邦画・アニメを中心に作品の粒がそろい、人気を集めた。

 不況になると、映画が受ける。大恐慌の時代に映画産業は成長した。今も変わらないんだなあ、この原理は。