全日本フィギュア、浅田が優勝。五輪は安藤、浅田、鈴木

フィギュアスケート全日本選手権最終日が27日、大阪・なみはやドームであり、女子は今季不振だった浅田真央(19)=中京大=が4連覇を達成し、来年2月にあるバンクーバー冬季五輪代表に決まった。浅田は2006年のトリノ五輪は前年7月までに15歳という国際スケート連盟の規定に2カ月余り足りず、出場できなかった。日本スケート連盟はこの日、フィギュアスケート代表を発表。トリノに続き金メダルが期待される女子は、浅田のほか、全日本2位の鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=、同4位でグランプリ(GP)ファイナル2位ですでに内定を得ていた安藤美姫(22)=トヨタ自動車=の3人。安藤はトリノに続き2度目、浅田と鈴木は初の五輪となる。

 女子フィギュアは激戦。今度も代表の座に届かなかったのは中野友加里。これまでの戦績、全日本の順位から言っても、安藤、浅田、鈴木は順当なところ。中野は前回に次いで僅差で追いつけず。4年に一度というのは本当に難しいものだなあ。