日経BP社出版局編「Twitterの衝撃」

TWITTERの衝撃

　Twitterの影響について、林信行、小林弘人、津田大介、武田徹、高須賀宣の各氏をはじめとしたネットの論客たちが論じる。多角的にTwitterのインパクトがわかり、刺激的な内容。特に、iPhoneとTwitterの相乗効果、そしてメディア、ジャーナリズムへの影響の2点が大きい。小林弘人氏は、これからのジャーナリズムを4つの言葉で表現できるという。つまり、
　リンクジャーナリズム
　コラボレーティブ（強調型）ジャーナリズム
　オープンソース・ジャーナリズム
　プロセス・ジャーナリズム
　そうした4つの新たなジャーナリズムにとって、Twitterは象徴的なメディアであり、ツールになっている。日本では、FacebookやMySpaceのような米国型SNSはいまひとつ根付いていないが、Twitterは浸透してきている感じがする。緩さが心地よいのか、俳句文化には140字の制約がいいのか。