トヨタがアクセルペダル問題の改善策発表

米国でのアクセルペダルの不具合による大規模リコール(無償の回収・修理)問題で、トヨタ自動車は1日朝(日本時間同日夜)、アクセルペダル内部に鉄製の強化板をはさむなどの具体的な改善策を発表した。米国以外でも欧州やカナダ、中国で同様のリコールを発表しており、回収対象は合計で400万台以上にのぼる。トヨタでは、今回のリコール費用について「最大1000億円程度で、引当金の範囲内で処理できる」(幹部)としているが、ブランドイメージへの打撃で販売不振が長引けば、業績への影響は避けられない状況だ。

 トヨタのアクセルペダル問題、大規模リコールに発展してきた。品質管理と言えば、トヨタだったのに、世界1位を狙う急拡大にシステムが付いていけなかったのか。部品の共通化も怖い。ひとつ狂うと、すべてに影響してくる。とりわけ、アクセルとか、生命にかかわる基幹部品のところで、こうしたことが起きてしまうとは、自動車メーカーも大変だなあ。