長崎県知事選、民主党候補が敗北

長崎県知事選は21日投票、即日開票され、自民、公明両党の支援を受けた無所属新顔で元副知事の中村法道氏(59)が、民主、社民、国民新の与党3党が推薦した元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)ら無所属新顔の6人を大差で破り、初当選を果たした。投票率は60.08%(前回52.27%)だった。今年初めての知事選は与野党対決型となり、閣僚や与野党幹部が相次いで長崎入りした。民主党にとって長崎は、昨年の衆院選で県内4選挙区すべてで公認候補が勝利、過去2回の参院選でも勝った「完勝区」だ。

 民主党旋風にもカゲリ? 小沢問題、鳩山問題、双方がボディブローのように効いてきたか。政権自体の迷走もあるし、民主、社民、国民新党連立政権は、民主党支持層が望んだものでもないだけに、これ自体もマイナスに働いていくような・・・。といって、自民党に支持が戻るとも思えず、結局のところ、混沌が続くだけなんだろうか。民主党が理性を取り戻すことができるのかが焦点? あるいは、民主、自民双方クロスオーバーして、もう一度、再編が必要なんだろうか。いずれにせよ、参院選が終わるまでは混沌なんだろうか。昨年は、総選挙が終わるまでは混沌といわれていたけど、なかなか、混沌から抜け出せない。