バンクーバー五輪、女子フィギュアは激戦

バンクーバー冬季五輪第12日の23日(日本時間24日)、フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)が行われ、昨年の世界選手権を制した金妍児キム・ヨナ)(19)=韓国=が安定した演技で78.50点の高得点をマークし、1位となった。五輪初出場で08年世界選手権覇者の浅田真央(19)=中京大=は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功し、73.78点で2位につけた。07年世界選手権で優勝した2大会連続出場の安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は64.76点で4位。五輪初舞台の鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は61.02点で11位となった。昨年の世界選手権銀メダリスト、ジョアニー・ロシェット(24)=カナダ=は71.36点で3位。

 女子フィギュアは激戦。ショートプログラムは、浅田真央が完璧な演技ならば、金妍児キム・ヨナ)もそれを上回る演技で、パーソナル・ベストを叩き出す。大会中に母親を亡くした地元のロシェットも渾身の演技で3位に付ける。ドラマチックやなあ。米国代表の長洲未来はなぜか鼻血を出していた。しかし、金妍児の精神力はすごい。