ワールドカップ南アフリカ大会が開幕

南アフリカが、格上のメキシコを相手に健闘。開幕戦を引き分けた。南アフリカは後半10分すぎにチャバララが左足で決めて先制。後半終了間際、ムペラが惜しいシュートを放ったが、枠に嫌われた。メキシコは精度の高いパスやクロスで何度も好機を演出しながら得点を決めきれなかったが後半30分過ぎ、左からのクロスに合わせたマルケスのシュートで同点に追いついた。

 開幕戦の南アフリカ対メキシコ、前半はメキシコ・ペースで、メキシコが勝つのかと思ったら、後半になって動きが良くなった南アフリカがカウンターで先制。で、このまま南アフリカかと思ったら、メキシコが同点に追いつく。しかし、テレビで中継を見ていて、すごかったのは民族楽器「ブブセラ」。ブーンという感じの音が鳴り止まない。南アの選手は勇気をもらうんだろうが、相手の選手は、この音を大音量で、ずっと聴いていたら、おかしくなってしまうんじゃないだろうか。これは武器かも。
 NHKによると、主催国は開幕戦で勝ちか、引き分けで、負けた例がないという話。実力では、南アが格下だったらしいが、今回も、その伝統は守られた。