ワールドカップ、日本がデンマークに勝ち、決勝トーナメントへ

サッカーの第19回ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第14日の24日(日本時間25日未明)、日本は当地のロイヤルバフォケング競技場でデンマークと1次リーグE組の最終戦を行い、3-1で快勝、2勝1敗の勝ち点6で同組2位となり、2002年日韓大会以来2度目の決勝トーナメント進出を決めた。海外開催のW杯では初の快挙で、日本サッカー史に歴史を刻んだ。決勝トーナメント1回戦では、F組1位のパラグアイと29日午後4時(日本時間同日午後11時)からプレトリアで対戦する。勝ち点3同士で迎えた一戦で、日本は前半17分に本田圭佑CSKAモスクワ)、同30分に遠藤保仁(G大阪)がともにフリーキックを直接決めた。デンマークに1点を許したが、後半42分に岡崎慎司(清水)のゴールで突き放した。日本のW杯通算成績は4勝2分け7敗。

 本田と遠藤のフリーキックで先行、ペナルティはあったが、最後は岡崎のゴールと、理想の展開。3時過ぎに起きて、見たかいがありました。1日中、テレビは、この話ばかり。しかし、本田はスター性がある。テレビ中継のゲストに中田英寿も出ていたが、ドイツ大会も、こうして戦っていれば、という思いがあるのかもしれない。今回のチームは、防御を固めながらも、攻め続けたから。守って勝つのは、攻めて勝つ以上に難しい。岡田監督も、試合後の記者会見で、引き分けねらいできるだけの実力はまだないというような話をしていたし。