厨房で逢いましょう

 シェフを主人公にした映画なので、フランス映画かと思ったら、ドイツ映画だった。で、人妻とシェフの切ない系の映画かと思ったら、それもちょっと違う。最後に救いは残すが、哀しい物語。料理がどれも美しい。しかし、欧州の映画は一筋縄では行かないということを改めて思う。ユーモアもあり、面白いが、どこか人生の悲哀が漂う。