「クリント・イーストウッドの真実」

 ずいぶん前にNHKのBS2で放映していたもの。録画していたのを見る。日本ではまだ、DVD化されていないらしく、アマゾンには輸入盤しかなかった(原題「The Eastwood Factor」)。

 生い立ちから最新作の「インビクタス」までフォローされ、どのように映画をつくってきたかをイーストウッドのインタビューと映画の名場面で構成している。歳をとるごとに創造性が豊かになっていくのはすごい。硫黄島2部作は、「父親たちの星条旗」よりも「硫黄島からの手紙」のほうに思い入れがあるようだった。栗林将軍が拳銃で自決する場面にしたのは、渡辺謙の発案らしい。ナレーションは、モーガン・フリーマン