「ガチョーン」谷啓が階段で頭を打って死去

クレージー・キャッツのメンバーで映画やテレビで活躍、「ガチョーン」などのギャグで知られ、トロンボーンの名手でもあったコメディアンの谷啓(たに・けい)さん=本名・渡部泰雄(わたべ・やすお)=が11日午前5時7分、脳挫傷のため東京都三鷹市杏林大学医学部付属病院で死去した。78歳だった。
 警視庁三鷹署によると、谷さんは10日午後5時50分ごろ、東京都三鷹市大沢の自宅階段で1階から2階に上がる際につまづいて転倒し、階段に顔面を強打した。「バタン」という音に気づいた家族が階段で倒れている谷さんを発見して119番通報し、谷さんは病院に搬送されたが11日午前5時5分ごろ、死亡が確認された。

 ちょっと歳の人ならば、クレージーキャッツトロンボーン、若い人だったら、釣りバカ日誌の浜ちゃんの上司、佐々木課長で、お馴染みの谷啓が死去。しかし、また階段でコケて世を去るとは、本人にはかわいそうだが、ミュージシャンというよりコメディアンとして「伝説」を残すような死に方かもしれいない。
 nikkansports.comによると、クレージーキャッツは下記のように、これでメンバー7人のうち5人が他界したことになる。

ハナ肇(93年9月死去、ドラムス)
植木等(07年3月死去、ボーカルとギター)
谷啓(10年9月死去、トロンボーン
安田伸(96年11月死去、テナーサックス)
石橋エータロー(94年6月死去、ピアノ)
犬塚弘(ベース)
桜井センリ(ピアノ)

 クレージーキャッツのメンバーが揃って仕事をしたのは1991年が最後だったらしい*1から、20世紀が終わったところで、みんな日本エンターテインメント界のレジェンドだったんだなあ。21世紀も「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」で活躍していた谷啓はえらい。
 ガチョーンではなくて、合掌。
ウィキペディアを見ると
 wikipedia:谷啓  wikipedia:クレージーキャッツ
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