小沢一郎氏は若いというか、子供みたいというか...

民主党小沢一郎元代表は3日午後、インターネットの番組に出演し、資金管理団体政治資金規正法違反事件をめぐる自身の国会招致問題について、「裁判所の手続きに入っている。三権分立から言えば、司法で取り上げているものを立法府が議論するのは妥当ではないし、必要ではない」と述べた。小沢氏には、野党が証人喚問を要求、民主党執行部は衆院政治倫理審査会(政倫審)での決着を模索しているが、小沢氏の発言はいずれへの出席も拒否したものだ。

 インターネットを使った情報宣伝活動とは、小沢一郎さんは若い!...。という気持ちと、党の幹事長にも代表にも会わなずに、自分のお気に入りのメディアにだけ出るというのは内弁慶というか、大人気(おとなげ)ないというか、子供みたいというか...。結局、司法も嫌、立法府も嫌、と言っているように聞こえてしまうのだが...。こうして政府も国会もぐじゃぐじゃになり、日本のシステムは自壊していくのだろうか。ひとつの文明が滅びるときは外部要因ではなくて内部要因というが、わかるような気がしてくる。米国嫌い、ロシア嫌い、中国嫌い、それぞれの「嫌い」系の人たちが外敵による国難を主張するが、実際に起きていることは、日本自体が内側から壊れ始めているようにみえてくる。