名古屋グランパスがJリーグ初優勝。ストイコビッチの眼もウルッと...

名古屋にとって待ちわびた瞬間が訪れると、楢崎は増川と抱き合い、玉田はあふれる涙をこらえ切れなかった。ストイコビッチ監督は目に涙をため「名古屋は2番目のふるさと。名古屋の歴史の一部になれた」と万感の表情だった。(中略)1993、94年にプレーしたイングランド代表のリネカー、95-96年に指揮を執ったベンゲル監督(現アーセナル監督)ら、世界的な名選手、指揮官でも王座に届かなかった。ストイコビッチ監督の「日本でナンバーワンになれた」との言葉には、さまざまな思いが詰まっていた。

 名古屋が悲願の優勝を果たす。監督がストイコビッチで、選手に闘莉王、玉田、楢崎と、好きな人たちが揃っているだけに、良かった、良かった。テレビを見ていたら、歓喜の輪の中に、トヨタ豊田章男社長らしき人の姿も。これで、このところ厳しい話題が多いトヨタも勢いがつくんだろうか。