日本、FIFA理事の座を失う。中国に負けたのかと思ったら、理事になるのはスリランカ...

アジア・サッカー連盟(AFC)は6日、当地で開いた総会で役員改選を行い、AFC選出の国際サッカー連盟FIFA)理事選(改選枠2)で日本サッカー協会田嶋幸三副会長兼専務理事(53)が敗れ、日本はFIFA理事のポストを失うことになった。2002年から2期務めた日本協会の小倉純二会長が定年で退くため、後継として田嶋氏が立候補していた。資格停止中のブルネイを除いた加盟45カ国・地域の協会が最大2名連記で投票し、1回目の投票で現職のマクディ氏(タイ)が24票、フェルナンド氏(スリランカ)が23票の過半数を獲得して当選した。田嶋氏は19票、張吉龍氏(中国)は18票だった。田嶋氏はAFC理事となる。

 国際的な存在感が希薄になっていくニッポン。今回のFIFA理事選も危ないんじゃないかと思ったら、落選。むしろ驚いたのは当選者。スリランカかあ。てっきり中国が台頭してくるのかと思った。選挙ではとりあえず、中国には勝っている。スリランカに負けるとは...。中国はこれからサッカーに力を入れていきそうだけど、スリランカもサッカーに熱心な国なんだろうか。知らなかった。でも、23票の支持があるということは、その力量を認める国がそれだけあるということになる。
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