福島第一原発、1号機に続いて3号機も水素爆発

東京電力福島第1原子力発電所3号機で14日午前11時1分、原子炉建屋が煙を上げて水素爆発が起き、負傷者が出た。東電によると、炉心溶融が起きている可能性がある。経済産業省原子力安全・保安院は、原発から半径20キロメートルに残る住民425人に屋内退避を呼びかけた。枝野幸男官房長官は午前11時40分すぎの記者会見で「放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いと考えられる」と述べた。1号機の爆発に続き、未曽有の事態に発展した。

 福島第一原発、1号機に続いて3号機でも水素爆発。いまだに原発をコントールできていない。今回も映像をキャッチしたのは日本テレビ。この映像を見ると、1号機よりも大きな爆発。放射性物質は飛び散っていないと言うが、どうなのだろう。1号機の爆発よりは発表が速かったが、それでも計画停電の二転三転の発表とも重なり、世の中には何となく疑心暗鬼の空気が渦巻ている様子。
 アマゾンを見ると、ガイガーカウンターはほとんどが在庫切れ状態。政府や企業の発表を信用しない空気が流れている。スーパーもコンビニも空の棚が目立つし、街行く人々はどこかイライラしている。社会の信頼関係が崩壊し始めているような、ちょっと怖い雰囲気。こういうときは流言飛語に気を付けないと行けない。何とも、いやな感じ。

うわさが走る―情報伝播の社会心理 (セレクション社会心理学 (16))

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