福島原発事故、結局のところ、チェルノブイリと同じ最悪のレベル7へ
東京電力の福島第一原子力発電所で相次いで起きている事故について、経済産業省の原子力安全・保安院は、広い範囲で人の健康や環境に影響を及ぼす大量の放射性物質が放出されているとして、国際的な基準に基づく事故の評価を、最悪の「レベル7」に引き上げることを決めました。「レベル7」は、旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同じ評価になります。原子力安全・保安院は、12日、原子力安全委員会とともに記者会見し、評価の内容を公表することにしています。
福島原発事故の評価、欧米では早くから、スリーマイル(レベル5)とチェルノブイリ(レベル7)の中間の「レベル6」ではないかという指摘があったが、否定に否定を重ねた上、結局のところ、「レベル7」。科学的な検証の結果と言うんだろうが、どうも低く低く評価したいという「希望的観測」の姿勢が見えてしまう。これからは、チェルノブイリ、福島、スリーマイルとして語られていくのか。問題は福島原発の一次的な処理がまだ現在進行形であることだなあ。
★Japan Nuclear Disaster Put on Par With Chernobyl - NYTimes.com => http://t.co/IcU1hx8
★Fukushima crisis on par with Chernobyl - FT.com => http://t.co/csAMvun
★原発「安全神話崩れた」 周辺12市町村長アンケート - 47NEWS => http://t.co/KVZhbKa
廃墟チェルノブイリ Revelations of Chernobyl
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