世論調査を見ると、菅首相が苦しくなると、小沢グループが助けてくれるとも読める...

共同通信社が2、3両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、退陣の意向を表明した菅直人首相が「辞めるのは当然」とする回答は48・1%、「辞める必要はない」は45・1%で、拮抗。一方で、菅内閣支持率は33・4%で、5月中旬の前回調査の28・1%より上昇した。小沢一郎元代表支持派議員の行動に関しては、「評価しない」との回答が89・4%で圧倒的な多数を占めた。

 菅首相の退陣と民主党小沢グループの反乱について世論調査が出てきた。菅内閣の支持率は28.1%から33.4%にあがっている。国会本会議を欠席したりするもんだから、小沢元代表一派の反乱については支持しないが、9割近く。結局、菅首相が支持率低迷に苦しみ、それに乗じて小沢元代表を策謀をこらすと、ああ、また自民党派閥政治のリフレインだとの嫌悪感が国民の全身をかけめぐり、敵の敵は味方の論理で、管さんに座布団1枚と、支持が増えることになってしまう。そんな構図が見えてくるなあ。何だか同じことが繰り返している感じがする。目が覚めると毎日、同じ1日が繰り返すという映画があったが、それと同じような政治の風景。

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