破綻国家のトップは「ブラックホーク・ダウン」のソマリア...

世界177カ国を対象にした「破綻（はたん）国家」の指数調査で、アフリカ東部のソマリアが4年連続で首位だったことが非営利機関（NPO）の「Fund　for　Peace」がまとめた報告書で23日までに分かった。米誌「Foreign　Policy」が21日に掲載したもので、2位から4位まではチャド、スーダン、コンゴ民主共和国（旧ザイール）とアフリカ諸国が並び、5位はカリブ海のハイチだった。昨年1月に大地震に見舞われたハイチは2010年の同様調査では11位だった。

　米Foreign Policyの破綻国家指数（Failed States Index）によると、ソマリアが４年連続のトップだったという。ソマリアの民兵に攻撃された米軍が窮地に陥る「ブラックホーク・ダウン」という映画があったが、ソマリア国内の混乱は続いているのだなあ。国際的にも見捨てられた地域になっている感じがする。で、このランキングを見ると、アフガニスタンが7位で、イラクが9位、パキスタンが12位。米国が、アフガニスタン戦争やイラク戦争から、なかなか完全に手を引けないわけだ。一方、北朝鮮はどうかと思ったら、22位。もっとひどい国がいっぱいあるということか。
★2011 Failed States Index ランキング -Foreign Policy => http://bit.ly/mUN476

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