バリ島旅行で参考になった本

 バリ島に旅行してきたが、その際に何冊か読んでみて、参考になった本をあげてみると...。
 まずは定番のこちら。

D26 地球の歩き方 バリ島 2011?2012 (ガイドブック)

D26 地球の歩き方 バリ島 2011?2012 (ガイドブック)

 個人旅行の場合、「地球の歩き方」はなんのかんの言っても、役に立つ。ただ、情報としては満足度が高いのだが、エディトリアル・デザインはいかにも古い。定番化してしまって、いまさら手を付けにくいのだろうが、このデザインの古さにやや抵抗感があるのも慥か。古いファンも多いし、旅行の中心が中高年層であることを思うと、さらに変えることは難しいのだろう。加えて、そろそろ電子ブック化してもいいのではないか。旅行には、iPhoneiPadを持っていったのだが、重い本を持って行くよりも、こうしたデジタル・デバイスのなかに入れて持って行きたい。今回、「指さし会話・インドネシア」はiPhoneiPadに入れて持っていったのだが、「地球の歩き方」もiOS App版が欲しい。
「指さし会話・インドネシアiTunes Store)
 指さし会話インドネシア touch&talk 【personal version】 - YUBISASHI (Joho Center Publishing CO,Ltd)
 次は、これ。
1週間バリ 改訂版

1週間バリ 改訂版

 これが面白いうえに、実用的で参考になった。必読という点から言うと、こちらのほうかもしれない。トイレの使い方に至るまで、至れり尽くせりの内容。文章もかくだんに読みやすく、エンターテインメントにもなっている。
 このほかにも、「るるぶ」「新・個人旅行」やら、「地球の歩き方」の「aruco」版、「リゾート」版なでも立ち読みしてみたが、威力を発揮したのはインターネットだった。インターネットのクチコミ情報で信頼できる店を探して、そこにガイドさんやマリンスポーツの人を紹介してもらったりしたのだが、現地を見て歩くには、それが最も効果的でコストパフォーマンスが高かった。やっぱりインターネットの時代なんだなあ。レストランの予約も日本でしておいたし。
 そんなこんなで、細かいことはネットで、という時代に、山下マヌーさんの本のように現地で過ごすポイントを教えてくれる本は向いている。写真はひとつもなく、イラストだけの本だが、写真など具体的なことはネットでかなりわかる。これからはエッセイ風で、しかも必要な情報がきちんと盛り込まれている旅行ガイドは本(書籍)、「地球の歩き方」のような情報本は電子ブックが向いているのかもしれない。
 で、最後に、昔、バリ島好きの人に薦められたまま、まだ読んでいない本。
バリ島

バリ島

  ミゲル・コバルビアスの『バリ島』。バリの社会と文化には、世界のモデルとなるものがあり、それを知るには、この本といわれて、買ったのだが、まだ読んでいない。分厚い本で、読むのに気合が必要になる。そろそろ読んでみようかと思っている。