アジア開銀、2011年の日本はマイナス成長と予測を下方修正
アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は28日、2011年版「アジア経済見通し」を発表し、東日本大震災の影響を受けて日本の11年の国内総生産(GDP)成長率をマイナス0・5%と予測した。4月時点では1・5%のプラス成長と予測していたが、日本経済の回復基調が予想より弱いため大幅下方修正した。
このところ発表される決算発表を見ていると、思ったほど悪くなく、企業収益の回復は進んできている感じだが、マクロで見れば、傷は深いのだな。それも津浪や地震による直接的な被害よりも、福島原発事故によるダメージのほうが大きいのではないだろうか。原発が津浪、地震など震災に対する復興作業を遅らせているし、福島県を中心に地域経済に影響も大きい。特に農水産業、観光など1次産業と3次産業に対するダメージは計り知れない。マインドを暗くしているめんもあるし、節電による経済の抑制もあるし...。さらに政治の混迷という人災もあるし...。しかも、この人災、日本だけではなくて、米国もまた民主・共和対立による混迷もあり、その影響も小さくなさそうだなあ...。
★米債務上限引き上げ交渉、ベイナー下院議長は提案修正 | Reuters => http://bit.ly/o0cwiA
★日経平均続落、午前終値9935円 欧米株安受け112円安:日本経済新聞 => http://s.nikkei.com/oTU73y
★東京円、4カ月半ぶり高値=77円台後半、米債務問題を懸念:時事ドットコム => http://bit.ly/nTDz2Z
- 作者: 長谷川慶太郎
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